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造形美

カタマリ美


わざは技、技術、測ったり、切ったり、積み上げたり厳密な数値で表せるモノだったり。基本的には人間が道具などを使い手を掛けるモノ。

びは美、美しい。眼を通して、感情に訴えかける、測ったりして数値にできないもの。人間は自然の法則を解析したり、模倣したり美を構築したりする。

今読んでいる本の中で、最後に出来たツバキ城を見ながら、建築物のプロポーションについて書いてあるのを見て、設計図などに書ききれないものを感じ取ることが立体の、特に大きな物体、建築の美だと思う。

なんと言うか、空間美と言うのか。違う。空間の逆だな。

カタマリ美

カタマラセル技

カタマルではないよね。技だから。

建築物のカタマリは手で掴むことはできないので、眼で掴む。

何を掴むのかって?

技、美、技と美で、わざび!

建築物はその頂点に達するモノ。


今この本を読んでいる。

建築素人の私でも読める本です。いやむしろ、素人向け。

この建築物が築城してからもう何年も経っているから、いろいろ結果は見えていると思う。

でも、今は調べていない。

インターネット時代だから、そこへ行かなくても、検索で調べることは可能なのは便利だ。

でも、建築物はその場で見たいもの。

屋根の上に土を入れて植物を生やす。

誰もが一度は憧れる。

時々、高い建物から下界を見ると古めかしいビルの屋上にモッサリとした植物が生えているのを見ることがある。

そういう成り行きで出来た屋上庭園もいいが、意図的に土を盛った屋根に魅力を感じる。

※屋上庭園について、今別の本を読んでいるが興味深いのは、

人は地面に降りるのは自然にできるが地面に昇るのは苦手 藤木忠善の住まい/サニーボックス

テラス 真ん中に小さく壁開放感 出て行きたくなるテラス

メモ 終わり※

経年変化で今はどこまでもっているんだろう。

この藤森と言う人の建築物を実際に見たことがない。秋野不矩美術館がそうと知ったのは、この人のあれこれの本を読んでから。

まだ行ったことがない。

普通の建築物ではないものを作っているから、秋野不矩美術館も面白いかもしれない。

この本では、その美術館の失敗もぼやかし書かれている。

きっと、インターネット時代だからグーグルで…いろいろ調べられるかとは思うけど…

それにしてもこの本は建築物のコストについてかなり書いてある。よっぽど、何があったのかが想像つく。材料の調達など。

藤森建築に憧れる人向けに牽制してるんだろう。

「先立つモノ」と言うくらい重要なファクターお金。

そう考えて新国立運動場の騒ぎ、なんか。何か言えるほどの知識がないからノーコメント。
自分の稼いだお金を自分の貯金通帳から出して使うわけじゃないとなると杜撰なんだねー。

魔法の壷でもあるのかい?

隈研吾とかの本も大きな建築物についてあれこれ書いた本があるのでそう言う狂騒曲(?)建築業界ではよくあることなんだろうと納得できる。

物理学と建築物はなんとなく似ている気もする。だから、好きな分野。
え〜その後検索しツバキ城を見た。草の感じはよくわからない。

下記の写真:静銀ビルの屋上の植栽

屋上に風にそよぐ系の植物を生やしている、これは案外スッキリ建築物に調和していると思った。エンジ色のラインが引き締まった印象を与えて都会的雰囲気を醸し出している。屋上庭園かどうか知らないが。 思った以上に良い印象。